こんにちは。松本です。
いよいよスカイツリーからの電波発信まで4か月ほどとなりました。
東京タワーとスカイツリーでは、場所が8km強離れています。この差はこれらタワーに近ければ近いほど大きく影響してきます。
 
はたして今現在、東京タワーから電波を受信しているアンテナで、そのままスカイツリーからの電波を無事に受信することができるのでしょうか?

 
正直言って、それはその日になってみないとわからないのですが、判断基準の一つとしてスカイツリーの試験電波を受信してみるという方法があります。
実は8月には日中に試験電波が出てはいたのですが、約1か月後の10月1日の早朝(9月30日深夜)に2回目のスカイツリーフルパワー試験電波が発信されます。
 
前回は、会社の屋上の試験装置(と言うほど大げさなものではありませんが)を使って、東京タワー方面、テレ玉方面に向けたアンテナでどれほどスカイツリーの電波を受信できるか試す予定だったのですが、ふがいないことに仮眠を取っている間に試験電波は終了してしまいました。
ただ、試験結果の一部を聞きましたが、埼玉県入間市などでは現在の電波に比べて20dB程度も受信がアップした地域があったようです。そうなってくると、電波が強くなりすぎてうまく受信できなくなってしまうという障害も出てくる恐れがあるため、次回の試験電波ではそれらを少し調整した状態で電波を発信してくるのではないかと言われています(関係筋の情報)。
細かい電波の強さや質を測るのは、一般の方には現実的な話ではないのですが、こういう方法があります。
 
それは、試験電波を録画することです。
実は前回の試験電波は、念のため1分おきに各チャンネルを録画しておいたのですが、見事にノイズの内カラーバーが録画されていました。
今後も細かい情報が入り次第こちらで報告したいと思いますが、現在東京タワーからの電波をアンテナで受信している方で、録画機器をお持ちの方は、是非試験電波を全チャンネル録画してみてください。録画時間は各チャンネル1~2分で充分だと思います。
もちろん今後の調整のための試験電波ですから、試験電波が充分に映ったからと言って問題ないとも言えませんし、その逆もしかりです。それでも一つの目安にはなるかと思いますので、お試しいただいてはどうでしょうか。
9月9日追記
第2回目のフルパワー試験電波スケジュールに関してはこちら
東京スカイツリーからのフルパワー試験電波2