こんにちは。松本です。
先日行ったテレビの壁掛けでメーカーの純正金具での取付がありましたので紹介します。

テレビの壁掛け、純正金具のメリットデメリット

これは東芝のとある純正金具です。
最近はほとんどの有名メーカーのテレビには、専用(もしくは他機種と兼用)のテレビ壁掛け金具が販売されています。

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今回は壁掛け用の金具は弊社で用意したものではなく、テレビの純正金具を利用しています。
メーカー純正金具のメリットといたしましては、必ずテレビに適合するということです。
しかし、ものによっては使い勝手が今一つ作りこまれていない製品もあります。

今回は結果的には良かったものの、設置場所によっては少し困ってしまったかもしれない例を紹介します。

最初の写真はテレビを壁掛けにするためのメーカー純正金具をマンション壁面に取り付けたところです。金具と壁の間に補強用の板が取り付けてありますが、これはメーカー純正金具の形に因るものです。
テレビの壁掛け、純正金具のメリットデメリット全ての純正金具がこの形と言うわけではありませんが、この形の場合、固定用ビスやアンカーを打てる場所の融通が利かないため、テレビの固定位置を調整するためにこのように補強を施さなくてはいけない場合が多いと思います。今回に限っては、テレビの取付位置が入口の扉の収納部分に重なるため、前面に若干浮かせる必要もあったので結果的には良かったのですが、まったく凹凸の無い平面に取り付ける場合は邪魔かもしれません。
特にビス位置の調整さえできればまったく補強の必要ない場所では、金具の選定が大きく影響してくることもあるでしょう。
またこの金具はほとんどのメーカ純正品と共通していますが、角度調整は基本的に段階的で選択肢も少なく、角度の調整はテレビを固定する前しかできません。これがメリットなるかデメリットとなるかは設置場所にもよりますが、これも事前に検討されるといいと思います。

今回最終的な配線はお客様で行うということで、配線はぶら下がったままになっていますが、こういった場合はモールで壁に固定するかもしくはスパイラルチューブなどでまとめるときれいに仕上がります。特に壁に両面テープで貼り付けたくない場合などは、スパイラルチューブは手軽で仕上がりもすっきりします。

テレビの壁掛けを行う方の参考になれば幸いです。