こんにちは。
鎌倉市での施工事例は以前もいくつか紹介しておりますが、今回は大船中継局からの電波を小型フラットアンテナ(デザインアンテナ)で受信した事例の紹介です。
大船中継局は東京スカイツリーと違って、電波の特性が90度傾いています。
昔からある八木式のアンテナでも、地方によっては傾いて設置されている場合がありますが、大船中継局も同様です。
フラットアンテナでも同様に90度傾けて設置しなくてはいけないのですが、今一般的となっているUAH810やU2SWL20ではこの横向き設置に対応しておりません。

今回は黒色をご希望と言うこともあり、横向き設置に対応しているDXアンテナのUAH500(S)を取り付けてきました。
東京スカイツリーからの電波は弱かったのですが、大船中継局の電波は十分強く受信することができ、仕上がりもご満足いただけたと思います。

UAH500固定部品付け替え

上図のように固定部品を90度回転させて付け替えることができますが、この際にアンテナの左右中央下部に取り付けできるようになっています。

配線固定の説明

アンテナ配線は黒と白(実際には薄灰色)からお選びいただけますが、もちろん今回は黒色で配線しています。
固定サドル(金具)とビスはステンレス製で、内側にはシリコンで防水処理を施しています。
シリコンはビスの上から乗せても、凹凸のある壁面では金具などとの間に隙間ができるためあまり意味がありません。
防水は必ずビスと一緒に穴(断面)に塗られるようにしなくてはいけません。

色の合わない引込線は見えない部分で接続

引込線すべてを入れ替えているわけではなく、短めに切断したケーブルに黒色ケーブルをつなぎ、配管の中に押し込むことで外見上は黒色のケーブル一本がつながっているように見えます。

手すりの内側に配線

ベランダの手すりの上に配線は通ってしまいますが、特に邪魔にならない場合はこの配線が綺麗に仕上がりますのでお勧めしています。

アンテナを上方から覗き込んだところ

UAH500シリーズはとても小型なので、金具が大きく見えますが実際は金具も小さく作られています。

今回は鎌倉市であったため遠方料金がかかっていますが、工事料金自体はほぼ一般的な工事料金に近い金額で仕上げることができました。
同様に垂直偏波であるためにフラットアンテナ(デザインアンテナ)の設置をあきらめていた方は、UAH500シリーズもご検討されてみてはいかがでしょうか。

浴室点検口内へのブースター(BU33L2)設置

今回取り付けたブースターはDXアンテナのBU33L2です。
電波の受信状況や配線によっては、本体を屋外に設置する場合もありますが、このように本体も点検口の中に設置できると目立たずスッキリとした仕上がりとなります。
なお、この点検口の中には一般的な事例と同様、分配器とブースター用電源が用意されていました。

今回は家の外観に合わせて黒色フラットアンテナ(平面アンテナ)での施工となりました。
一般的に普及しているフラットアンテナでは、防水や固定金具形状の都合により現在横向き設置ができなくなっています。
今回取り付けたUAH500は横向き設置もでき、また固定部分の軸をずらして設置することにより、大きく首を振って取り付けることもできます。
他にもUAH805など高性能(20素子タイプ)のフラットアンテナも横向き設置が可能ですが、カラーバリエーションは白のみとなっています。
また旧タイプの超高性能フラットアンテナのUAH900なども横向き設置が可能ですが、こちらはアンテナの重量が重く、バランスもとりにくいため取り付けには注意が必要です。今後改善されたモデルが発売されるかもしれないですね。

アンテナ工事料金表詳細

弊社ではアンテナ工事料金表を公開しております。
殆どの工事がこの料金表の項目内で収まっています。

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