大型のディスプレイ型Windows端末として、2015年7月1日からMicrosoft Surface Hubシステムの予約注文が開始されます。
クラウンクラウンでは、ご依頼に応じてこれら大画面ディスプレイ型端末の壁掛け工事も行っております。


こちらの動画を見ても、必ずすべて壁掛けにしなくてはいけないということもなく、使用環境によっては壁掛けとして固定するよりも自立スタンドを使用した方がいい場合もあると思います。
また、製品の特長から基本的にはオフィスでの使用となると想定されますが、実際に壁にかけることができるのかどうか判断は非常に難しいと言えるでしょう。
壁がコンクリートであれば、コンクリートアンカーを使用して容易に壁掛けを行うことが可能ですが、テナントビルの場合など、コンクリートの壁(建物の躯体部分)にアンカーを打ち込むには、ビルの管理者の許可が必要となります(自社ビルの場合でも管理者の許可を得ることは不可欠です)。
コンクリートの壁に設置した場合は、動画にあるように壁にディスプレイが浮いたような状態とはならず、ケーブル類が表に出てしまいます。これらのケーブルは配線モールを使用することにより、綺麗にまとめることは可能ですが、イメージと異なる可能性もあるためデザインを重視して設置を考えている場合は注意が必要です。
他の素材の壁ではどうかと言うと、単純な間仕切壁の場合は設置が非常に難しいと考えられます。
壁自体に補強を施したとしても、壁ごと倒れてしまうリスクがあります。
別テナントや屋外との境となる壁の場合は、設置ができる可能性が高まります。とは言え、石膏ボードとその裏にあるコンクリートとの隙間がほとんどない場合は、やはりコンクリートアンカーを使用することになり、管理者の許可が必要になります。

今回発売されるのは55インチと84インチの2機種となりますが、55インチモデルで本体重量が48㎏、84インチモデルにいたっては127㎏となっているようです。
壁掛け設置する際の本体の仕様詳細がまだ不明のため、弊社で通常お勧めしている壁掛け金具専門メーカー品が適合するか、また純正品の金具の重量も現在ではわかっておりません。ただし、Microsoftのウェブサイトを見る限り、専用の金具でないと設置は難しいかもしれません。
Microsft.com|Flexible deployment options for 55” & 84” models(PDF)

弊社での壁掛け工事価格(予定)は以下のようになります。
55インチモデル純正金具設置工事価格 51000円(消費税別)
84インチモデル純正金具設置工事価格 127000円(消費税別)
※コンクリートアンカーを使用する場合は別料金が必要となります。その他取り付け高さなどによって追加料金が発生する場合があります。
※配線等の追加工事や遠方料金などが別途発生する場合があります。

新情報が入りましたら更新していきます。

https://www.microsoft.com/microsoft-surface-hub
Microsoft|Surface Hub