弊社の施工実績の中でも、比較的屋根裏施工の多い一建設(はじめけんせつ)の建物事例です。
今回は東村山市での施工事例となります。
フラットアンテナ(デザインアンテナ)を屋根裏に設置しています。
一建設では、多くの場合天井裏をアンテナ線が通っているため(※すべてかどうかはわかりません)屋根裏で電波さえ受信できれば、特殊な工事をしなくても屋根裏受信(結線)が可能となります。
天井裏を通っているアンテナ線(大元の引込線)を途中で切断し、アンテナに接続します。
この時、電波の状況によりブースターの設置位置も検討します。
電波レベルや質があまり高くない場合は、ブースターはアンテナの近くに設置することが多いのですが、特にそれほど気にしなくてもいい場合は点検しやすい場所に設置します。
今回はアンテナ本体は屋根裏、ブースターは浴室内の点検口の中に設置しています。
POLUSの場合はマルチメディアボックスがありますが、一建設の場合はブースター用電源が浴室点検口の中に設置されています。
これが天井裏にあれば2度手間にならず工事料金も少しお安くできるので、ちょっと残念ですね。
写真にもテキストを入れていますが、弊社ではアンテナの先端加工は圧着式できれいに仕上がるプロ仕様のものを使用しています。
分配器の他の端子につながっているもののように、ペンチでつぶして加工するものでもいいのですが、できれば余分な凹凸が出ずにしっかりと加工できる圧着式のものの方がいいですね。
特にこのように配線の延長で使う部分や、室内で使う部分は編組線という細かい網のような線が外に出ることもなく、安全に仕上げることができます。
アンテナの配線の加工などで屋根裏の中に入り込んで作業する必要はありましたが、アンテナ本体は点検口近くでいい電波を受信できたので良かったです。
今回のアンテナ工事料金
地デジフラットアンテナ屋根裏設置
¥52920
- 地デジフラットアンテナ(UAH810) ¥22000
- 屋根裏作業(全身) ¥8000
- 浴室点検口内作業 ¥3000
- 地デジブースター(DU35M) ¥14000
- 遠方料金 ¥2000
- 消費税(8%) ¥3920
今回の事例は少し特殊な事例です。
通常分配器が浴室点検口にある場合は、屋根裏の中を大元のアンテナ線が通っていません。
その場合は、穴をあけて新規配線引込を行ったり、分岐器を使用して他の配線からの特殊接続などを行います。
どちらの場合も6000円程度の追加料金が必要になります。