こんにちは。松本です。
DXアンテナから発売される新型フラットアンテナUAH810にご興味をいただいていた方々、大変お待たせいたしました。
今回は外観等のレビュー、続けて性能レヴューを行います。
画像が多めなのでご注意。

まず外観を見てみましょう。
DXアンテナのUAH800、マスプロ電工のU2SWL20と比較してみました。
UAH800 U2SWL20 UAH810
かなりU2SWL20に近づきましたね。アンテナの性能等を考えると行き着く形は似てくるのかもしれません。
UAH800と比べるとかなりスッキリした印象です。
 

U2SWL20 UAH810 UAH800
3機種を横から見た画です。
U2SWL20が少し傾いてしまったので一件厚く見えますが、3機種とも劇的に変わりはしません。ただし、アンテナのつなぎ口を見るとU2SWL20が一番飛び出ていて、UAH800はアンテナの下面にあるため背中はスッキリフラットです。
メーカー公表スペックで言うと、U2SWL20が最薄部が58mm、UAH810が57mmとなっています。
 

UAH810背面 UAH800背面
新旧アンテナの比較ですが、左が新しいフラットアンテナUAH810で右が旧来からのUAH800ですね。
UAH800はすっきりとした背中でしたが、UAH810になって背中がフラットではなくなりました。また固定金具の位置も上端から下端に変更になっています。
アンテナの接続口がアンテナ背面に変わり、またその上部にはアンテナケーブルガイドがついているので、今までよりもかなりスッキリとした配線が行えそうです。
また左右の端にある上下に伸びる突起は持ち運ぶときの為に作られていて、これはかなり便利です。また金具位置は同様の突起が指の形になっていて、電波の測定時など片手で掲げる時などにとても便利です。工事をする人のことを考えていますね。
また金具が大きく変化しています。
これはサン電子のFlatOneの金具に酷似していますが、この金具を採用することにより、まっすぐ取り付けた際に正面近くから見た時に、金具が目に入らないのでその分スタイリッシュになりました。
 

UAH810壁面取付イメージ
まっすぐ壁面に取り付けた場合、やはり最後発のUAH810が一番突き出しサイズが小さいですね。
U2SWL20壁面取付イメージUAH800壁面取付イメージ
 

UAH810背面ケーブルガイド 前述したケーブルガイドです
 

UAH810壁面固定金具 今回は壁面固定金具と本体を固定するボルトは抜かないままで設置することができるようになりました。
 とても画期的ですね。
 

UAH810固定金具 

UAH810固定金具首振り1UAH810固定金具首振り2
 

UAH810防水キャップ
防水キャップはDXアンテナの新型分配器等で使われているものと一緒で、ケーブルの先端処理をしたままで着脱が可能となっています。
 

UAH810とUAD1810背面端子の違い
UAH810はアンテナ出力がついているだけですが、UAD1810というブースター内蔵タイプでは、モニター端子とBSアンテナ混合端子がついています。
 

UAH810とUAD1810の背面端子は角度がついています
またアンテナ挿し込み口は、窮屈にならないように角度が付けられています。
 

そしてここからは極秘ですが、アンテナを一部分解してみました。
中身はとてもシンプルで、アンテナ外装のつなぎ目にパッキンがあるわけでもありません。
お使いになるアンテナは分解しない方がいいでしょう。サムネイルをクリックしていただけますと、もう少し大きな写真でご覧いただけます。
UAH810の中身1UAH810の中身2UAH810の中身3UAH810の中身4 

中身につきましてはノーコメントとしたいと思います。
今回このアンテナで受信状況を実際に調査しておりますので、その受信能力につきましては次回の記事でご案内いたします。
 

当初新型アンテナUAH810は標準フラットアンテナ+2,000円でご案内する予定でございましたが、入荷次第現行価格の27,000円で行います。
もちろんカラーバリエーションもUAH800と同様3色ございます。
またUAH800は在庫限りとなりますがFacebookで「いいね!」を推していただいたお客様に限り25,000円の工事費で対応させていただきます。
【2016年9月17日追記:現在DXアンテナはさらに後継機種のUAH201を発売し、UAH810は生産終了となっております。なお、工事料金も変わっておりますので最新の工事料金は別途ご確認ください。】
是非「いいね!」を押してから工事のご依頼をおかけください。

参考リンク
工事料金表
DXアンテナ
DXアンテナ 新製品ニュース