こんにちは。松本です。
2011年10月3日発売の新型スカイウォーリーU2SWL20が届きました。
まずはライバルとなるDXアンテナのUAH800との形状比較を行いたいと思います。
まずは梱包状態での比較です。
スカイウォーリーの特徴として、やはり縦長のデザインになっていますが、それがそのまま外装にも表れています。
アンテナ自体のデザインはスカイウォーリーの特徴であった曲線のフォルムがかなりなくなり、第一印象としては板チョコのようなデザインと感じました。
今回のスカイウォーリーのデザインは最近の流行のデザインに倣ったもののように思え、全体的に癖の無い無難なデザインのようにも思えます。ただし質感も悪くなく、スリムなデザインはこういったデザインコンシャスなアンテナとしてはかなり完成されたデザインとも言えるでしょう。
性能で後発のDXアンテナに市場を奪われていた感のあるスカイウォーリーですが、今までの細長く丸みのあるデザインから離れ、新しいデザインで性能を上げて再投入してきました。
今までスカイウォーリーは「フラットアンテナ」と呼ばれることが少なく「デザインアンテナ」と呼ばれることが多かったのですが、今後はフラットアンテナと呼ぶことに違和感がなくなりそうです。
写真を見ていただければお分かりだと思いますが、実際に壁面にぴったり施工した場合のでっぱりはUAH800もU2SWL20も変わりません。ただアンテナの大部分が薄くできているU2SWL20の方が、横から見ると「薄いアンテナ」というイメージが強いかもしれません。また今回金具部分が減ったことにより、UAH800と比べてかなり軽く仕上がっています。※U2SWLも本体側は金具ではなく、U2SWL24やUAH800は本体側にも金具が取り付けてあります。
また本体固定部分が一体型のため、垂直偏波には正式対応していないのかもしれません。
※U2SWLは垂直偏波専用モデルとしてU2SWLVがラインナップされていて、U2SWL24は金具を中心に付け替えることによりバランスよく垂直偏波を受けられるようになっている。またUAH800も本体側金具の付け替えが可能で、90度角度を変えることができる。
両者の金具はかなり形状が違い、角度の調整の自由度は圧倒的にUAH800の方が有利です。しかしアーム部分がないU2SWL20の方が仕上がりがすっきりするとも言えます。※通常の平面に取り付けるうえでは両者とも60度まで変えられることになっていますが、UAH800は角に取り付けることにより90度も角度を変えることができます。
ただし金具の違いとしてもう一つ。パイプを挟み込む際のボルトの間隔に違いがあり、若干ではあるもののU2SWL20の方が太いものも挟めます。UAH800はベランダの太い支柱などはギリギリ挟めないことが多いです。
また両者のアンテナの挿し込み口にも大きな違いがあり、取り付け方によってはU2SWL20は正面から一切アンテナ配線を見せないで施工することも可能です。
これに関してはDXアンテナも上位機種では採用されている構造なので、今後標準的な仕様となりそうです。
また取付金具の位置が決定的に違います。
UAH800がアンテナの上端に金具がつき、アンテナがぶら下がるような構造であるのに対し、U2SWL20は初代スカイウォーリー(U2SWL)のように下端に金具がつき、アンテナが立ち上がっているような構造です。
ちなみに重量のあるU2SWL24は上端に金具がついている構造です。
現在U2SWL20にはカラーバリエーションがありません。今後おそらく出てくるとは思いますが、現在はウォームホワイト一色となります。
弊社では標準工事価格がUAH800
※現在UAH800、U2SWL20、共に標準工事料金は
現在の入荷数は10台程度のためすぐになくなってしまうかと思われますが、随時在庫を確保したいと考えておりますので、是非ご依頼をいただけますようお願いいたします。
近々性能テストも行いますので、その結果もこちらで報告できたらいいですね。
料金等は今後も変更される可能性がございます。最新の料金表は公開しておりますので、是非そちらをご確認ください。