こんにちは。松本です。
先埼玉県羽生市で行ったフラットアンテナ工事の紹介です。
羽生市と言えば埼玉県、前橋市と言えば群馬県となるわけですが、今回は東京タワーからの電波が弱く前橋局からの電波が強かったのでこういった選択になりました。
前橋局と東京タワーからの電波にはいくつか違いがあります。
- 周波数に違いがある
- 放送局に違いがある
- 電波の強さに違いがある
1.周波数の違いに関しては特に問題とはなりませんが、工事をする方がこれを知らないと東京タワーからの電波と同じ周波数を測っても意味がありません。
実際すぐお隣の家は工事の方が「前橋からは全く受信できない」と言って無理やり東京タワーからの電波を受けていました。実際に弊社での測定はしておりませんが、位置関係と今回の受信状況の良さから考えると、そのお宅でも前橋局からの受信は可能であると推測します。
2.放送局の違いは人によっては大きな影響があります。
東京タワーから放送されているテレビ局と前橋局から放送されているテレビ局にはいくつかの違いがあります。
まず東京MXテレビは東京タワーからは出ていますが、前橋局からは出ていません。※ただし、この地域ではMXテレビの受信はほとんど不可能です。
また前橋局からは群馬放送が出ていますが、もちろん東京タワーからは出ていません。
またアンテナを向ける方向が変わるので、近隣の放送局からの電波も受信できる可能性に変化があります。※埼玉県は南部を除き、東京タワーに向けたアンテナがテレ玉を受信するケースが多い、など。
今回は群馬テレビも良好に受信できましたので、実質的には1つ受信チャンネルが増えたことになります。
3.電波の強さの違いに関しては、受信可能エリアに違いが出るだけなので、実際に受信できてしまえば何の問題もありませんね。
またアンテナも大型のものではなく、UAH800シリーズのカラーバリエーションであるUAH800L(ライトブラウン色)で設置することができましたので、建物の外観にマッチした設置となりました。