こんにちは。松本です。
工事レポートは久々になってしまいましたが、今回は珍しい例としてUAD1900の室内利用例をご紹介します。
今回は工事と言う工事は行っていません。
ではなぜこのような写真の紹介となったのでしょうか?
実は今回は茨城県猿島郡にある五霞町と言う場所の話なのですが、現在のお住まいを新築されるということでした。そして現在まだ地デジ化していない母屋にアンテナを設置し、建て替え中の仮住まいにも、そして最終的に新築される建物にも地デジ工事が必要でした。
当初は一つのアンテナを使いまわせないかとのお問い合わせだったのですが、見通しのいい場所であれば室内アンテナとしては業界最強のUAD1900を試してみようという話になったのです。
もちろんこのUAD1900は屋外設置も可能です。つまり最終的には新築されたお宅に設置できるわけです。
ただ僕自身ある程度の可能性を感じてお持ちしたものの、かなりいい数値を取れていたことには正直驚きました。ただし将来的にこのアンテナが新築に最もふさわしいかどうかはまだわかりません。
と言いますのも、このUAD1900はUAH900に20dBアップのブースターが内蔵されているものなのですが、まず現段階でカラーバリエーションがありません。またブースターの性能は通常外部に設置するタイプのものと比べると弱く、そして調整ができません。(※もし受信が強すぎた場合に弱く調整することができません)そしてアンテナはUAH800やUAD1800に比べ、大きくて重くなっています。更にもしかすると新居の竣工前に新製品が出る可能性もありますし、最終的にこのアンテナがオーバースペックである可能性もあります。
最終的に新居の外観に合わせてアンテナの設置をすることとなるでしょう。
ご自宅で、1箇所のみに地デジのアンテナをつなげたい方にはUAD1900はもっとも効果がある単体の屋内アンテナと言えますが、なかなかその判断は難しいと思います。今回と同様の期待を持ってご購入されている方が多いようですが、使えなかったという例も多いようです。
高性能であるため高額となっている商品ですから、ご購入の際には十分気を付けてください。
また東京タワーから距離があるためフラットアンテナのご利用を諦めている方も、よろしければ弊社までご相談ください。
※走行距離によっては遠距離料金やお見積もり時預り金などが発生いたします。
※今回はお客様からの直接のご依頼ではなく、提携しているハウスメーカー様からのご依頼であり、通常こういったアンテナの貸し出しは行っておりません。あしからずご了承ください。