おはようございます。松本です。
先日鶴ヶ島市で行ったフラットアンテナの設置例です。
[地デジ工事・埼玉県鶴ヶ島市・DXアンテナ・UAH800L・平面アンテナ・アンテナ施工写真]
JUGEMテーマ:地デジフラットアンテナ・平面アンテナ
今回は2階建ての新築への設置でした。
当初測定時に2階の窓の上あたりでも良好に受信できたのですが、配線の関係等を考慮し、更に高い位置での測定をしたところ、更に良好な結果が得られたので今回は高い位置での設置となっています。
※地デジの電波は高ければ良好に受信できるというわけではありません。もちろん障害物が無くなるのはいいことですが、受信点(アンテナの位置)が高くなるにつれ、電波の強さは上下を繰り返しながら少しずつ強くなります。VHFでは受信点が高いほど強くなるので、地デジでも同様だと思われている方が多いようです。
アンテナを取り付けた後はブースターを設置し、家屋のアンテナ配線につなぎこむ必要があるのですが、今回はアンテナが家の裏側に設置で接続点が道路側だったため、家の端から端まで配線する必要がありました。
こちらでは雨どいの支持金具が雨どいの上にもあるタイプでしたので、配線はその上を通しています。
雨どいの中に落としてしまうと、雨が降った時に水につかったままになってしまい、ケーブルが劣化した際に障害が起きやすくなります。劣化していないケーブルは通常耐水性がありますが、水に浸かったままでの使用に関してはケーブルによって大丈夫なものと推奨されないものがあります。
弊社では今回のように雨どいの上に配線できる場合は状況によって、上の写真の様な配線も行います。ケーブルが雨どいに落ち込まないように耐候性の結束バンドで留めていきます。
ブースターの本体はアンテナとは別の面に設置することができました。
ちょうど下から見上げても見えないような位置に設置することができています。
この段階で「アンテナ本体」→「ブースター本体」→「建物の幹線」とアンテナの接続が終わっています。
この後は建物の内部に「ブースター電源ユニット」を設置します。
これは家庭用100V電源を変換し、アンテナ線に直流電流を重畳するという部品なのですが、簡単に言うとアンテナ線とコンセントをつなげてあげればいい機械です。
ただし、アンテナ線に電流を流す関係上、途中に邪魔があってはいけません。例えば分配器などは通常1箇所の分岐点のみ電流を通過できる仕様になっていますので、分配された先のアンテナ線ではどこから電流を流すことができるのかが限られてきます。重ねて、壁にあるアンテナの挿し込み口も電流を止めてしまうものがほとんどですので、場合によっては挿し込み口の交換をする必要もあります。更に、部屋の中の設置では邪魔にもなりますし、見栄えがよくなかったりもします。
そこで弊社では通常、分配器の1次側(分配器よりアンテナ寄り)に設置することをお勧めしています。分配器は天井裏か浴室点検口内側に設置されていることが多く、更にブースター電源用に100Vコンセントも用意されていることも多いです。もし電源の用意がなかった場合でも弊社では電気工事士がきちんとした電源の工事を行います。
フラットアンテナは今回のDXアンテナ製のものだけではなく、マスプロ電工のスカイウォーリーも取り扱って常時在庫してあります。ただし電波の受信感度等の点から、基本的にはDXアンテナ製のものをお勧めしています。現在走行距離40km以内は工事前提のお見積もり、調査は無料で行っております。(※20km以上は工事料金のうち2,000円をお預かりいたします)調査の結果フラットアンテナでは受信ができなかった場合や、工事料金が見合わなかった場合などはキャンセルしていただいて結構です。お預り金や40km超の遠方料金はご返金できませんが、それ以外のキャンセル料金はいただいておりません。
どうぞお気軽にご連絡ください。
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