今回は埼玉県杉戸町でのフラットアンテナ取付工事の模様です。
[地デジ工事・埼玉県杉戸町・DXアンテナ・UAH900・平面アンテナ・アンテナ施工写真]
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今回は取付前にUAH800、およびUAD1900での測定も行ったのですが、最終的にUAH900+ブースター工事となりました。
DXアンテナのホームページではUAD1900の方がUAH900+ブースターに比べ、CN比の劣化が1.6倍有利と言うような表記があるのですが、あれは
UAH900 → アンテナケーブル10m → ブースター
UAD1900(内蔵ブースター) → アンテナケーブル10m
の比較なので、今回のようにアンテナ直近にブースターを設置できる場合はこの組み合わせの方がいい受信結果を得られます。
また今回は配線の入れ替え工事も同時に行っています。
既存の屋外配線が3C-2Vケーブルと言う細いケーブルでひかれている場所があり、そこだけ電波の減衰が著しかったため、現在の標準ケーブルであるS-5CFBケーブルで引き直しました。
12mほどの入れ替えでしたが、電波レベルで10前後改善されました。
単純に3C-2Vケーブルの性能としては問題ないのですが、今回は経年劣化が著しかったので電波の減衰が大きかったのだと思います。また既存の配線の仕方が余裕のない配線であったので、常にケーブルに負担がかかり、内部で断線が起きていた可能性もあります。
ほとんどの場合、アナログ放送が綺麗に映っている場所であれば、既存のアンテナケーブルはそのまま使いまわすことができるのですが、稀にケーブルの状態が悪くてもアナログがそれほど劣化せずに映っている場所もあり、そういった場合は地デジにしたときに電波の劣化減衰が映像に影響することもございます。
今回の杉戸町での受信は、UAH800では難しかったものの、UAH900では問題ない数値を得ることができました。