こんにちは。松本です。
先日の鴻巣市での取付工事であったのですが、ここは電波の通りが悪い地域で、隣近所でも東京タワー以外からの電波を受信していたり、20素子パラスタック型という超高性能アンテナを使用していたりしました。今回は屋根の上で高さや場所、方向を細かく変えながら測定し、最終的に屋根の奥にサイドベースで取付と言う形になりました。
今回サイドベースで取り付けた要因としまして、屋根の形状が特殊であったことがあります。
また、高さと強度を持たせるために、サイドベースは2か所取り付けてあります。
サイドベース取付は一つでもいいのですが、高さを出そうとすると取り付け強度にかなりの不安が伴います。
←サイドベースを一つで取り付けた場合の標準的な施工例。
通常はどうしてもマスト(アンテナを固定する縦の棒。ポールとも呼ぶ)を図のように短くせざるを得ません。
屋根馬を使った時のように支線を張る場合もあるのですが、通常サイドベース取付というのは建物の端に取り付けられるものなので、支線を四方から張ることができません。無理に一方向から引っ張ると曲がってしまい、強度も状況によっては低下してしまいます。
注意してアンテナを見ていると、時々サイドベースが曲がって取り付けてある(もしくは、取り付け後曲がってしまっている)アンテナを目にします。
←サイドベースを二つで取り付けた場合の標準的な施工例。
弊社ではサイドベース取付の場合はこちらのプランをお勧めしております。高さも確保することができ、頑丈に取り付けることができます。
こちらの場合も基本的に支線は張りませんが、32mm径のマストを利用していますので、風による揺れも少なく、耐久性も抜群です。
今回は電波状況が良くなかったのと、電源工事が必要だったため、若干金額があがっております。ちなみに、電源工事はきちんと電気工事士(国家資格所持者)が行っております。
また今回ももちろん5年間倒壊保障となっております。
お見積りのご依頼はお申込フォームもしくは048-757-4535まで。
※現在はフラットアンテナでの施工をお勧めしております。