こんにちは。本日2回目の更新ですが、またしても松本です。
普段弊社でフラットアンテナと言うと、DXアンテナ製のUAH800と言うものを主に使用しているのですが、昨日はマスプロ電工製のU2SWL(BE)を使用いたしました。

理由はいくつかありますが、大きくはお客様宅の概観にこちらの方が似合うだろうと思ったことと、十分良好な電波を受信できる調査結果が出たためです。またまだ弊社では今までこのアンテナの施工実績が無かったのでこのアンテナの実際の能力を確認しておきたかったというのも理由の一つです。
フラットアンテナ比較写真当ブログではおなじみのDXアンテナ製のフラットアンテナが右側で、左が今回取り付けたマスプロのスカイウォーリーです。ちなみに、スカイウォーリーは現在2色展開でこのベージュ色があったのが今回抜擢された要因です。CEATECでは黒色も参考出品されていましたので、のちのちそういったカラーバリエーションがあってもいいと思います。ただ黒だと夏に熱くなりそうで心配ですが。
2つのアンテナを比べてみると、スカイウォーリーのほうが細く、やや長い構造です。
マスプロフラットアンテナ壁面固定金具まず取付金具を壁面に固定します。
水平を確認して、例のごとくシリコンで防水処理を施します。また今回は窓のすぐ隣でしたので、アンテナの上面と窓の上辺の高さを合わせています。DXアンテナ製とは逆に、このスカイウォーリーは支持金具がアンテナの下のほうにあります。またアンテナ結線部分が本体の真ん中辺りにあるという特徴的なデザインです。取り付け状況によっては線を殆ど見せないで施工することも可能そうですね。

マスプロスカイウォーリー(ベージュ)スカイウォーリーの取り付けもDXアンテナのフラットと大体同じ要領で取り付けとなります。これは取り付けが終わった段階での写真ですが、かなりすっきり取り付きました。
施工場所としては比較的やり易そうに思えた場所でしたが、実際はかなり屋根の傾斜が急で滑りやすかったのでそこそこ時間がかかってしまいました。特に暖かかったので、ヘルメットの中はかなり蒸して汗を流しながらの作業となりました。

続けてBSアンテナも設置しました。
スカイウォーリーの隣に設置してあるのは、地デジ+BS(CS)ブースターです。これにより、各部屋で地デジもBSデジタルも視聴できます。アンテナ線が屋根の軒裏から出ていました。このタイプの軒裏から新築物件でアンテナ線が出ているのはめずらしいですね。地方や施工会社等によって偏りも出てくるかもしれませんが。シリコンで穴の隙間をふさいでいましたが、若干の隙間が残っていたのでついでに残りの隙間もふさいできました。
最終的に仕上がりはこのような感じになりました。
スカイウォーリーはDXアンテナのフラットアンテナ(固有別称が無いのが、比べると寂しい)に比べて、能力が劣るのに値段が高いということでなかなか弊社でも施工に踏み切れずにいたのですが、今回のように条件さえ合えばよりよい施工ができると思いました。今後はご要望があればこちらのアンテナの対応もしていきたいと思います。
今回の工事費はスカイウォーリー27,000円、BSアンテナ本体7,800円、BSアンテナ壁面取り付け工事18,000円、地デジ+BSアンテナブースター37,000円、電源ユニット点検口内設置作業5,000円で合計94,800円でした。
また弊社は現在アンテナ5年保証がついています。屋根上のアンテナ、フラットアンテナ、BSアンテナ、すべて設置より5年以内に曲がってしまったり、倒れてしまったり、方向が変わってしまったりと言った場合に無料で何度でもサポートでお伺いいたします。詳しくはアンテナ工事のページをご覧ください。

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