こんにちは。松本です。
先日の太陽光発電システムの工事写真です。
まずはお客様宅前の駐車場スペースをお借りして、材料と工具を整理して並べてみました。奥にはパネルが置かれています。
結構な量になっていますが、屋根一面(全体)に設置するのですから、このぐらいあっても当然と言えば当然ですよね。
それでもこの量ですと、トラックを出さなくてもバンで乗せてしまえるんですよね。ハイエースの収納力もすごいです。
こちらはパネルと架台の桟です。
パネルは傷などがつかないようにクッションをかけたうえにクッションが飛ばないようにブルーシートで覆っています。
パネル自体は太陽光にさらせばその時点でどんどん電気を生み出します。設置もしていない前からどんどん電気が作られているというのは、すごいと思うと同時になんだかもったいない気もしますね。今回はシャープのシステムですが、シャープのパネルの梱包材にはそれぞれのパネルのシリアルナンバーとパネルごとの発電量が記入されています。そのあたりも細かい管理がされているのだなと思います。
まずは屋根上の寸法を測り墨だしをしていきます。
設計したとおりにラインを引き、架台の設置位置を決めていきます。
墨だしが終わると架台の取り付けに入っていきます。
基本の縦桟を設置していきます。
屋根に設置しますから、固定強度だけではなく雨漏りをしないようにきちんとした施工が必要になります。このあたりは現場経験を積み重ねていくことも必要ですが、メーカー研修でみっちりと叩き込まれたことがとても大きいと思います。こういった工事の場合は「現場でミスをして覚える」ことができないからです。もちろん他の工事でも現場のミスが許されるわけではありませんが、屋根工事の場合は特別です。また事故の危険性もあがりますから、事前の充分な研修は不可欠です。
縦桟が設置完了しました。
この日は天気がとてもよく、まさに太陽光工事日和でした。
横桟を仮設置していきます。
これがパネルを固定する部分になります。
パネルを仮固定した横桟とパネルを交互に固定していきます。このパネルを固定する際にパネルの電線を連結させていく必要があります。
またこの連結する系統の組み合わせもきちんと検討する必要があります。それは時間によって陰になってしまう部分が出る場合に、その影響を最小限に抑えなくてはいけないからです。
全てのパネルが設置し終わった状態です。
ここまでの流れが太陽光発電システム工事の大まかな流れと言いたいところですが、実はこれで半分です。
もう半分は実際の電気系統などのいわゆる電気工事が残っています。もちろん基本的には同時進行なのですが、同時進行であるがゆえに今回はあまり状況を説明するのにいい写真が撮れませんでした。
またこのパネルが一面に敷き詰められた状態で無事に屋根を降りるのに慎重にならなくてはいけません。特にこの屋根は傾斜がきつめだったので、なおさらです。
パネルが設置し終わった後でもまだ屋根の上の作業が残っていました。パネルで発電された電気を流すケーブルの処理です。
雨水等が入らないようにきちんと処理をした耐候性のある管でケーブルを引きまわしていきます。
ケーブルの耐候性を高めるとともに見栄えもよくなり、固定しやすくもなるので強風でケーブルがばたついたり断線するのを防ぐなどメリットは数多くあります。
屋根の角度が多少きつめなので、下からでも見ることができますが、傾斜の緩い屋根ですと建物のすぐ近くからは見上げることができません。実際家の屋根は離れた所から見るのが一般的ですよね。
でもこの傾斜角は太陽光発電にはかなりいい角度だったりします。
工事するにはゆるい傾斜が一番ですが、発電効率を考えると工事の大変さは吹き飛んでしまいますね。でも実はこの次の日、足が軽い筋肉痛になりました。(笑)
設置工事後に東京電力との連携作業があります。
連係した時に測定した値です。
まだ時間も早かったのですが、既に2.89kwの発電がありました。このあと昼にかけてまだまだ発電量も増えていきました。
ちなみに、こちらの現場ではアンテナの影や鳥のフンが太陽光パネルに悪影響を及ぼさないように、フラットアンテナで地デジの受信を行っております。ベランダの一番右に取り付けてあるものがそうです。このブログをご覧いただいている方にはすでにおなじみでしょうか。
電気工事などはまたの機会にご紹介できたらいいなと思います。
先日の太陽光発電システムの工事写真です。
まずはお客様宅前の駐車場スペースをお借りして、材料と工具を整理して並べてみました。奥にはパネルが置かれています。
結構な量になっていますが、屋根一面(全体)に設置するのですから、このぐらいあっても当然と言えば当然ですよね。
それでもこの量ですと、トラックを出さなくてもバンで乗せてしまえるんですよね。ハイエースの収納力もすごいです。
こちらはパネルと架台の桟です。
パネルは傷などがつかないようにクッションをかけたうえにクッションが飛ばないようにブルーシートで覆っています。
パネル自体は太陽光にさらせばその時点でどんどん電気を生み出します。設置もしていない前からどんどん電気が作られているというのは、すごいと思うと同時になんだかもったいない気もしますね。今回はシャープのシステムですが、シャープのパネルの梱包材にはそれぞれのパネルのシリアルナンバーとパネルごとの発電量が記入されています。そのあたりも細かい管理がされているのだなと思います。
まずは屋根上の寸法を測り墨だしをしていきます。
設計したとおりにラインを引き、架台の設置位置を決めていきます。
墨だしが終わると架台の取り付けに入っていきます。
基本の縦桟を設置していきます。
屋根に設置しますから、固定強度だけではなく雨漏りをしないようにきちんとした施工が必要になります。このあたりは現場経験を積み重ねていくことも必要ですが、メーカー研修でみっちりと叩き込まれたことがとても大きいと思います。こういった工事の場合は「現場でミスをして覚える」ことができないからです。もちろん他の工事でも現場のミスが許されるわけではありませんが、屋根工事の場合は特別です。また事故の危険性もあがりますから、事前の充分な研修は不可欠です。
縦桟が設置完了しました。
この日は天気がとてもよく、まさに太陽光工事日和でした。
横桟を仮設置していきます。
これがパネルを固定する部分になります。
パネルを仮固定した横桟とパネルを交互に固定していきます。このパネルを固定する際にパネルの電線を連結させていく必要があります。
またこの連結する系統の組み合わせもきちんと検討する必要があります。それは時間によって陰になってしまう部分が出る場合に、その影響を最小限に抑えなくてはいけないからです。
全てのパネルが設置し終わった状態です。
ここまでの流れが太陽光発電システム工事の大まかな流れと言いたいところですが、実はこれで半分です。
もう半分は実際の電気系統などのいわゆる電気工事が残っています。もちろん基本的には同時進行なのですが、同時進行であるがゆえに今回はあまり状況を説明するのにいい写真が撮れませんでした。
またこのパネルが一面に敷き詰められた状態で無事に屋根を降りるのに慎重にならなくてはいけません。特にこの屋根は傾斜がきつめだったので、なおさらです。
パネルが設置し終わった後でもまだ屋根の上の作業が残っていました。パネルで発電された電気を流すケーブルの処理です。
雨水等が入らないようにきちんと処理をした耐候性のある管でケーブルを引きまわしていきます。
ケーブルの耐候性を高めるとともに見栄えもよくなり、固定しやすくもなるので強風でケーブルがばたついたり断線するのを防ぐなどメリットは数多くあります。
屋根の角度が多少きつめなので、下からでも見ることができますが、傾斜の緩い屋根ですと建物のすぐ近くからは見上げることができません。実際家の屋根は離れた所から見るのが一般的ですよね。
でもこの傾斜角は太陽光発電にはかなりいい角度だったりします。
工事するにはゆるい傾斜が一番ですが、発電効率を考えると工事の大変さは吹き飛んでしまいますね。でも実はこの次の日、足が軽い筋肉痛になりました。(笑)
設置工事後に東京電力との連携作業があります。
連係した時に測定した値です。
まだ時間も早かったのですが、既に2.89kwの発電がありました。このあと昼にかけてまだまだ発電量も増えていきました。
ちなみに、こちらの現場ではアンテナの影や鳥のフンが太陽光パネルに悪影響を及ぼさないように、フラットアンテナで地デジの受信を行っております。ベランダの一番右に取り付けてあるものがそうです。このブログをご覧いただいている方にはすでにおなじみでしょうか。
電気工事などはまたの機会にご紹介できたらいいなと思います。
それにしても、太陽光発電は上にあるような使用電力や発電電力などを目で見ることによって、普段の消費バランスを改善していけるというところにも大きなメリットがあると思います。
「この電気、点けていなくてもいいんじゃない?」と消してみて「あれ、数字がこれだけ減ったよ」なんて目に見えて節約できると、楽しみながら省エネ生活が送れるかもしれません。
僕個人の考えですが、エコな生活、というのは無理をして環境にやさしくというものではなく、ご自身も快適に生活できてこそのものだと考えています。そういった考えに基づいて、商品等をご提案していきたいと思っております。
今回は長文になってしまいましたね。
[太陽光発電工事・その他の工事・東京都・太陽光発電施工写真]
[地デジ工事・フラットアンテナ・東京都・アンテナ施工写真]
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