久しぶりの更新となってしまいましたね。
ここ最近はこの寒さにもかかわらず自分も現場で汗を流す毎日でございました。
今日は久々に内勤なのですが、書類整理などの仕事が溜まっていて、これなら外で体を動かしていたい!と思ってしまいます。ですがわずかながらでも弊社のブログを楽しみにされている方もいらっしゃるかもしれないので、こちらも更新しないわけにはいきません。
先週は現場で沢山の写真も撮ってきたので、それらの紹介もしたいところですが、今回は僕が今個人的に気になっている新製品についてのお話をしたいと思います。
・・・新製品好きの僕なので、実は気になっているものは沢山あるのですが、それらをすべて書くととんでもない量になってしまうので、今回は一つだけご紹介します。もちろん、CM料金などをいただいているわけではありませんよ!(笑)
前置きが長くなってしまいましたが、今回気になる商品としてご紹介するのは、PS3のオプションとして発売される「torne(トルネ)」です。
商品の写真を見てもかなりコンパクトなこのハード(左写真内の青く囲まれた部分)はPS3につなげることによって地デジの視聴及び録画を可能とする商品です。
PS3のオプションということで、ゲーム機のおまけという感じに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、機能、操作性などは他社の一般的な地デジチューナーとは一線を画す仕上がりになりそうです。PS3の利点はいくつもありますので少し挙げてみたいと思います。
1.テレビとHDMIケーブルでつなぐことができる。(もちろんフルHD表示に対応)
2.音声をデジタル出力することができる。
3.UI(ユーザーインターフェース:画面上で操作状況を表示する仕組み)が洗練されている。
4.インターネットへの接続などが簡単であり、インターネットを介した情報のやり取りが行いやすい。
5.ネットワークアップデートがサポートされている。
6.操作がBluetoothコントローラーなので、遠くや物陰からもコントローラーの方向を気にせず操作が可能。
7.USBをサポートしているので、キーボードなどのさらなる周辺機器との親和性が高い。
8.HDDを内蔵している。(※更に外部のHDDも利用可能)
9.CPUがCELLである。
10.BDが再生できる。
といったことが言えます。3などはPS3だから、というわけではありませんがもともとターゲットユーザーが家電とは違うのでビジュアル的に直観的な操作を求められていった結果が色濃く影響している気がします。また最近話題になりましたセルレグザ(CELL REGZA)に搭載されている頭脳はすごいんだぞということをうたっていますが、まさにPS3にはその頭脳が載っているわけです。
とは言え、実はAV好きの方であればセルレグザにはがっかりされた方も多いのではないかと思います。番組表の表示速度や操作感などで価格に見合った満足感が得られそうにないと思った方がいらっしゃる気がします。
このtorneはそのあたりがものすごい高性能で実装されたようで、数々の動画でもそのすごさを体感できると思います。「セルレグザの100分の1の値段でこの性能」なんて称賛も聞こえてきそうなほどです。地デジのチューナーを買わなくては、とか地デジレコーダーが欲しい、という方はPS3をお持ちでなくてもセットで購入しても損はないかもしれないというほど魅力的なハードです。さらに細かい話ですが、PS3が実装しているアップスケーリング機能などもそのまま使えるということなので、実際にテレビのチューナーで見るよりもtorneで観た方が綺麗だということもあるようです。もちろん環境にもよりますが。
今後も発売までに数々のニュースによって詳細が明らかにされていくでしょうが、こういった記事もありました。
西田宗千佳のRandomTracking:「torne」開発チームは「SCEオールスターズ」!~PS3用地デジチューナー「torne」インタビュー~
エンターテイメント業界としては同列にあっても、やはり家電とゲームという別業界ともいえる新たな切り口からの新製品であり、それはおまけではなく、新たな主軸となりうる新機能を提供するハードとして注目の一品です。是非一度動画で確認してみてほしいと思います。
これがあればテレビではなくとも、チューナーが内蔵されていないタイプの高画質モニターを利用するのも一つの手ですね。
モニターの壁掛け工事や地デジ工事は弊社で、テレビの録画はtorneで、なんてどうでしょう。
僕個人としてはAmazonで予約が始まればすぐに予約する予定です。(笑)
実機を手に入れましたら、是非その使い勝手もレポートできたらいいなと思います。
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