こんにちは。松本です。
今回は先日行った太陽光発電システムのパネル着脱の様子を紹介します。
施主様が屋根の塗装を行う際に、太陽光パネルの下はどうしようか、という話になったようでどうせならきちんとパネルの下まできれいに塗装しておきたいとご決断されたそうです。
もともとこの太陽光発電システムを施工した会社様は弊社とは全く別のところであったのですが、今回の着脱のご相談の電話をしたところ、「現在使われておりません」との応答だったそうです。実際その会社様がどうなってしまったのかは分かりませんが、移転や番号の変更があった際には、今までのお客様には連絡をしてあげてほしいものです。
弊社はこのさきそうそう移転の話は出なそうですが、弊社といたしましても気をつけなくてはいけないことだと思いました。実際今までのアフターサービスはなかったのでしょうか?
ともかく今回は寄せ棟スレート屋根の1面設置でしたので、塗装屋さんと相談した結果、朝一番でパネルを外し、その後塗装を行い、夕方に再設置をするという方法をとりました。これであれば発電が完全にストップするのも一日だけで済みます。
とはいえ、実際は周りに足場を組んでしまうので、塗装工事期間中の発電量は期待できないと思います。残念ですが、これはしょうがないことです。
僕らが到着したときにはすでにこの写真のようになっていましたので、僕たちにとっては工事はやりやすい状況でした。
太陽光パネルは屋根に直接固定されているわけではなく、屋根に固定したアングルにパネルを固定しています。また、さらにそのアングルも、屋根に固定されている部品は小さいもので、その上に組まれているといった感じです。
これはそのアングル固定金具だけを残した状態で、太陽光パネルは屋根の反対面に一時避難して塗装を終えた写真です。屋根の上に置いてあるように見える小さい金具がアングルを支える役目の大事な金具です。また、この金具の固定時に屋根に穴をあけていますので、ここから雨漏りを起こさないように慎重に工事をしなくてはいけません。これはシャープのシステムですが、シャープのシステムはこの金具の底面全体と固定用にあけた穴に防水用のブチルゴムが施されていますので、今回はこの金具は残したままでの施工です。
塗装屋さんが「速乾です」とおっしゃっていた通り、僕たちがパネルを外してから7時間後には問題なく歩ける状態にまでなっていました。もしかすると若干塗料が付着する恐れもあったので、再装着するパネルの表面を汚さないように気をつけて作業をしました。
パネル着脱施工完了時の写真ですが、さすがに夕方からですと陽が落ちてしまいました。お客様にお見せするために、きれいな写真を撮ろうと思ったのですが、なかなか難しいですね。
今回弊社にご依頼をいただくまでに、弊社の見積を含め3社ほど他にもあたったようですが、弊社にご依頼いただきました。けっして格安料金ではなかったと思いますが、料金の根拠や施工方法、段取りなどをお話しさせていただき、弊社に決めていただいたようです。どうもありがとうございました。
このように弊社では他社様で施工された工事につきましても、アフターメンテナンスなどでご協力できることもございます。どこに頼めばいいの分からない時など、お気軽に弊社までご相談ください。