おはようございます。
埼玉、東京、千葉近郊で地デジ・壁掛けテレビ・エアコン工事を行っている株式会社クラウンクラウンです。
今回は地デジアンテナ工事の中でも格安にできるプランをご紹介いたします。
※2012年10月追記:現在は料金体系が変わっておりますが、ほとんどの工事がよりお安くできるようになっています。
現在アナログ放送を自宅のアンテナでご覧になっている方で、地デジを導入したいけれどまだアナログ専用のテレビもしばらく使うんだよな、という方に最適なプランです。
既存のアナログアンテナのマスト(アンテナを固定している縦の棒)が短すぎない、屋根馬などアンテナを支える主要部品の劣化が問題ない程度であるなどといくつか制約はございますが、それらの条件をクリアしていれば可能な工事です。(※電波の受信状況による制約を受ける場合もございます)
今回の例ではアナログアンテナが3.6mのマストでたっていたものに地デジを追加した工事となっております。
写真の上が既存のアナログアンテナ、下が今回追加した地デジのアンテナです。
電波を受信する方向はアナログ・デジタル共に東京タワーなのですが、一番電波のいい方向で設置した際に、今回のように方向に若干の差が出る場合もございますが、アナログのノイズ回避やデジタルの反射波などの関係によるものですので、どちらかがいい加減な工事だというわけではございません。
この例では20素子のデジタルアンテナ(中~低電界地域用)を設置し、元のアナログアンテナと混合しております。
料金は20素子デジタルアンテナ中間取り付け料金¥18,000とアンテナ混合料金¥5,000で合計料金¥23,000でした。
今回は建物内のアンテナ差し込み口の数が少なかったので、特にブースターは必要なかったのですが、アンテナ差し込み口が4つ以上の場合は通常ブースター工事が必要になります。
またアナログ用のVHF・UHFブースターをすでにお使いの場合は、できる限り再利用させていただきますが、ブースターの耐用年数や仕組み上、うまく地デジの電波を増幅できない場合もございます。そういった場合はご説明ののち交換工事をさせていただいております。
地デジもUHFには変わりないのですが、地デジはUHFの電波で多チャンネル放送をしているのに対し、ローカル放送を受信するためのUHFブースターはローカル1局の電波を増幅するように設計されている場合がほとんどで、回路の中にあるノイズフィルターの数が違っていたりと性能が変わっています。過剰な工事は必要ありませんが、最低限の工事も必要です。だましだまし使いまわす、といった工事は一過的にはコストを抑えることになりますが、場合によっては後日、「一部分のみの改修ができないので新品が混ざっていても総入れ替えになります」という話もあり得ます。そのあたりのバランスを考え、お客さまにとって最適な提案を提示できればと考えております。
今回と同様の工事内容の場合、都内などの強電界地域では最低料金¥12,000円で工事できる可能性もございますが、混合工事(混合器をこちらで使用しなかった場合は無料)やブースターを使用する確率が高いことと、強電界地域で更にブースターの必要がない場合などは室内アンテナなどでも対応できてしまったりと、さまざまな事情がございますので、この金額の工事の受注は全体の中で見るとごくごくわずかです。ですから弊社としてもこの金額は大きくうたってはございません。
他社様でも最低料金が格段に安いところは、ご自宅でのプランがその料金でできるのか事前によく確かめた方がいいのかもしれません。もちろん、弊社の施工に関しましても、きっちりとした見積をご覧になったうえで施工の判断をお願いしております。弊社のお客様でも中には「思ったより高かった」とおっしゃるお客さまもいらっしゃいます。とはいえ、逆に「こんなに安くできるの?」という声も聞かせていただくこともありますから、アンテナ工事料金に対する認識にギャップがある場合もあるようですね。
基本的な工事項目に関しましては弊社は公開しておりますが、中にはこれらの項目以外の特殊工事が必要となる場合もございます。現場を直接拝見させていただかないことには正確な見積もりを出すことはできないのですが、状況をお聞かせいただければ大体のお値段を提示させていただくことは可能です。ご自宅ではどういった工事が必要なのか、お気軽にフォームよりお問い合わせください。
※記事中の工事価格は当時のものです。