クラウンクラウンの工事における注意事項です
受信チャンネルについて
地デジアンテナの受信チャンネルは、基本として東京スカイツリーからの民放キー局、およびNHKのみを想定しております。
TOKYO MXテレビや他の放送塔からのローカルチャンネル(テレ玉や放送大学地デジなど)は受信保障しておりません。
※受信方向や電波の強さが異なるため。
※放送大学地デジは2019年に停波予定です。
同時に問題なく映る場合もありますが、映らない場合はご了承ください。
4K8K放送の受信について
4K/8K放送をすべてきちんと受信するには、分配器及びアンテナ端子も対応している必要があります。
ただし、非対応のものでも映る場合もあります。
※4K/8Kの周波数をカットしてしまうわけではなく、大幅に減衰してしまうため。
※アンテナとブースターは対応製品でないと一部チャンネルを受信できなくなります。
ご要望に応じて分配器等の入れ替え工事もその場で行っておりますのでお気軽にお声がけください。
天候による工事日延期について
工事作業場所、天候等の関係により、予定日当日に工事が行えない場合もございます。
梯子作業が必要な場合は、強風で工事が行えないということがございます。
作業中の天候悪化の場合、安全を考慮し、やむを得ず工事を中止させていただく場合もございます。
原則として、悪天候が原因の場合、再訪問時の出張料金等はいただきませんが、再訪問が決定した時点でのスケジュール確保となりますのでご了承ください。
悪天候の警報が出ている場合は、訪問前にスケジュールの再調整とさせていただく場合がございます。
ブースター(電波増幅器)について
多くの他の工事会社さまでは、ブースターは追加工事として「必要な場合のみ」設置となっております。
弊社でももちろんそうですが、弊社ではフラットアンテナ・デザインアンテナでの設置がほとんどで、さらにそのほとんどではブースターが必要になります。
そのため、工事料金はブースターを設置することを前提としたものとなっております。
一部のハウスメーカーでは最初からブースターが設置してあり、調整のみでそのまま利用することができる事例があります。
(※住友林業、へーベルハウスなど)
なお、弊社でのブースターの設置基準は以下のようになっております。
- アンテナ直下での地デジ電波強度が
- 60dBμV以下の場合 ブースター必須
- 60~70dBμVの場合 分配器がある場合はブースター必須
- 70~80dBμVの場合 分配器がある場合はブースター推奨
- 80dBμV以上の場合 ブースター不要
- 3分配未満の場合 ブースター推奨
- 4分配以上の場合 ブースター必須
なお、BS設置時にブースターを設置しないと、電源の確保の問題が生じる場合があります。
また、諸条件により上記の基準と異なる工事になる場合もあります。
ブースター単体工事(後日追加の場合など)は工事料金が異なりますのでご注意ください。
既存ブースターについて
ハウスメーカーが最初から設置しているブースターや、CATVなどから切替の時に既存のブースターを使用する場合などは、調整料金が必要となります。
現在弊社では雑音指数の低いブースター、BSブースターにつきましては4K8K対応(3.2GHz)で電波漏洩対策の行われているもの(Wi-FiやBluetoothへの悪影響が少ないもの)を標準で使用しております。
CATVや光TV対応ブースターは高価で高機能なブースターで、ハウスメーカーでは様々なシチュエーションに対応できるようになっております。
そのためハウスメーカーで既存設置しているものもこういったものが多く取り入れられています。
家庭用のブースターは高機能ではありませんが、品質がやや弱い電波も想定されています。
状況に応じてアドバイスさせていただき、様々なプランからお選びいただけるようになっております。
ブースターの設置場所について
ブースター本体は原則として
※地デジ用、BS用それぞれ別の引込線があった場合は、本体電源ユニットともに分配器の設置場所に設置
多くのハウスメーカーでは分配器は浴室天井点検口に設置され、同時にブースター用の電源(100Vコンセント)も設置されています。
この電源が設置されていない場合は、電源工事を行うか、電源ユニットを室内などに置く必要があります。
また、一部のハウスメーカーではクローゼットの中などにマルチメディアボックス(情報ボックス)が設置されており、その中にブースターが設置できるようになっています。
※マルチメディアボックスがあるハウスメーカー例:ポラス、住友林業(ブースターも設置済み)、パナホーム、三井不動産レジデンシャル、オープンハウス・ディベロップメントなど
一部のハウスメーカーでは最上階天井裏点検口の中に分配器やブースター用電源が設置されている場合があります。
その場合、地デジアンテナは屋根裏に設置しやすい環境となっており追加料金もかかりにくいことから、屋根裏設置を推奨するる場合があります。
※屋根裏に分配器と電源があるハウスメーカー例:住友不動産、アイディーホーム、デックスなど
屋根上の作業について
配線、もしくはアンテナの設置において、屋根上の作業が必要になった場合、屋根の勾配が5.5寸勾配以上の場合は追加料金が必要となります。
また屋根の状況や高さなどにより、当日屋根上の作業が行えない場合がございますのでご了承ください。
なお屋根上作業中の瓦の破損につきましては補償対象外とさせていただいております。屋根が古い場合や台風や地震で瓦がずれているなど、破損しやすい場合は特に注意して作業いたしますが、危険と判断させていただいた場合は屋根上の作業をお断りさせていただく場合があります。
万が一破損が生じた場合、または破損個所を見つけた場合はご報告させていただいております。
※現在までに瓦の破損事故はほぼ起こっておりません。特にご新築に関しては起こっておりません。
3階以上の建物、または基礎が高い場合などの建物の屋根上作業について
原則として最上階のベランダなどから安全に梯子をかけて上れる場合のみ承っております。
ベランダの奥行きが狭かったり、軒が深い場合などは作業ができない場合があります。
また、高所作業料金が別途発生します。
なお、4寸勾配を超える傾斜の場合や、屋根が滑りやすくなっている場合などは作業をお断りさせていただく場合がありますので予めご了承ください。
アンテナの種類について
お取り扱いのある地デジアンテナは20種類以上あります。
標準アンテナはDXアンテナのUAH201(2017年7月20日時点)となっておりますが、その他の機種、色などご希望がございましたらお申し付けください。
なお、アンテナの種類によってはお取り寄せとなり、多少の日数を必要とする場合があります。
アンテナの種類については以下のページをご参照ください。
アンテナ工事の仕様