80インチテレビ壁掛け工事施工事例です。
先日の世田谷区の事例に続き、横浜市でも同じ80インチアクオス【LC-80XL10】の壁掛け工事を行ってまいりました。
今回は既にお使いいただいていたテレビでしたが、自立させて使うには地震の時に倒れそうで怖い、と言うことで壁掛けをご検討された結果、弊社をお選びいただいたということです。


いつも通りの柱の位置や取り付け高さのマーキングですが今回は少し特殊な事例となっています

いつも通りの柱の位置や取り付け高さのマーキングですが今回は少し特殊な事例となっています



今回のお客様邸はリフォームを行ったお部屋と言うことで、壁の構造が少し一般的ではありませんでした。
柱の位置がなかなかセンサーで探せず、針を刺してもなかなか柱を見つけることができませんでした。
取り付け面の端の方にコンセントが設けられていたため、まずコンセントプレートを分解して壁の構造を簡単に確認してみました。
すると、石膏ボードが30mm張られていて(15mmが2枚)針を刺しても石膏ボードの裏までほとんど届かないことがわかりました、
それでも5㎜弱は石膏ボードの裏に出るはずなので、柱にあたってもいいはずなのですがなかなか探すことができません。
そこで壁の反対側(裏の部屋)にお邪魔して、そちらから柱の位置を探すことにしました。
施工面の裏の壁は従来からあった部分であるため、こちらからは一般的な調査で柱位置を割り出すことができました

施工面の裏の壁は従来からあった部分であるため、こちらからは一般的な調査で柱位置を割り出すことができました



施工面の石膏ボードと柱まで7mm程度の隙間があったため、下地探し用の針では検知できなかったのと、防火用の厚めのシートが張られていたためか、センサーでも検知があいまいとなっていました。
最終的には、裏面から得た情報をもとに、細長いビスで実際に柱の位置を確認してからの設置をしています。

割り出した柱の位置を基に補強用の合板を水平に固定します

割り出した柱の位置を基に補強用の合板を水平に固定します



合板の位置はテレビの取り付け位置の左右中心と合わせるようにしつつ、3本の柱に固定できるように配置します。
また、上下の高さは、取付金具が上下の中心になるように設置します。

金具の形状と柱の位置の県警により、今回のように左右の中心がずれることもあります

金具の形状と柱の位置の県警により、今回のように左右の中心がずれることもあります



今回使用しているSANUSのLL22と言う金具では、壁側固定金具とテレビ側固定金具を合わせる際に左右の位置に融通が利くため、金具を固定するビスが壁の中の柱まで貫通できるようにすることを優先しています。

今回も足元に置いたラックの中のレコーダー等と接続しています

今回も足元に置いたラックの中のレコーダー等と接続しています



ラック内のレコーダー等との接続の関係もあり、隠ぺい配線は左右2カ所に分けて行っています。
テレビもこれだけ大きいと、左右での配線取り回しの経路差は大きくなります。(※テレビの幅は約183㎝あります!)
テレビラックを使用する前提としても、やはり壁掛けにするとかなりすっきりしたと言う感想でした。
また、これで地震を気にせず外出ができます、とお喜びの声もいただきました。

今回のテレビ壁掛け工事料金

LC-80XL10のフラット壁掛け


122040

  1. テレビ壁掛け工事(フラット・62.5㎏クラス) ¥75000
  2. 補強板取付 ¥10000
  3. 隠ぺい配線用穴あけ工事4か所 ¥8000
  4. 配線用プレート取付4か所 ¥8000
  5. 隠ぺい配線4種類 ¥12000
  6. 消費税(8%) ¥9040

※2014年12月現在の工事価格・消費税率
※他に金具代、遠方料金代等もかかっています


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