今回は補強の入っていない住宅で、シャープのアクオス、LC-80XL10(80インチ)のテレビの壁掛け工事を行いました。
補強の入っていない壁であったため、今回は壁の前面に補強板を打ち付けてからの取付工事となっています。

80インチのテレビともなると、適合する金具が極端に少なくなります。
今回は弊社推奨金具のSANUS LL22を使用しています。
がっちりと固定でき、信頼のできる金具です。

取付にかかる前に、お客様が設置イメージをつかみづらかったため、テープでテレビの設置イメージを視覚化しています

取付にかかる前に、お客様が設置イメージをつかみづらかったため、テープでテレビの設置イメージを視覚化しています



最初に視聴位置での目の高さを測り、その位置をテレビ中央にした場合でテープを貼りましたが、もう少し高く、と言うリクエストで15㎝高い位置で再度テープを貼り直し、その高さで決定となりました。
テレビが大きいので、15㎝ぐらい高くあげても、特に首がつかれるような高さとはなりませんでした。

順番としては、テレビの設置位置を決定し、その後金具の位置を決定、それに合わせて補強板の取り付け位置を決定しています

順番としては、テレビの設置位置を決定し、その後金具の位置を決定、それに合わせて補強板の取り付け位置を決定しています



今回は白と黒の板を用意しましたが、壁の色や金具の色を考え、黒の板で仕上げています。
ただし、ほとんど見えないのでそれほど気にしなくてもいいと思います。

金具が板の中央にくると綺麗にしあがりますね。ただし、最終的には見えないので、ずれていてもそれほど気にはならないと思います

金具が板の中央にくると綺麗にしあがりますね。ただし、最終的には見えないので、ずれていてもそれほど気にはならないと思います



今回はちょうど中央に近い位置に本柱(幅のある柱)が入っていたため、テレビ設置位置の中央に板の中央も合わせて設置しています。
柱の位置によっては補強板や金具がテレビの中心とずれることもあります。
ちなみに、今回は男性スタッフ2名+女性スタッフ1名での作業となりました。

配線は新規穴あけ工事を行い隠ぺいとしています

配線は新規穴あけ工事を行い隠ぺいとしています


足下に配線が出てきていますが、テレビの電源ケーブルも隠ぺいしています

足下に配線が出てきていますが、テレビの電源ケーブルも隠ぺいしています



電源ケーブルはテレビの配線場所などによっては届かないため、電源工事を行ったり、電源延長ケーブルを隠ぺいしてテレビの背面まで持ってくることもあります。

幅が1825mmのテレビに対して、補強板を含めた取付金具の厚みが50mm以下なので、全く目立ちません

幅が1825mmのテレビに対して、補強板を含めた取付金具の厚みが50mm以下なので、全く目立ちません


設置したテレビはとてもすっきりしています

設置したテレビはとてもすっきりしています



写真では伝わりにくいですが、80インチのテレビがこれだけ薄く取り付けられるとものすごくスッキリします。
補強板をつけているだけではなく、金具自体も柱まで固定されているのでものすごくしっかりとした固定となっています。
今回は設置したテレビが重かったこと、補強が必要だったこと、隠ぺい配線が多かったことなどで若干工事料金が高めになっています。