こんにちは。松本です。
相変わらずテレビの壁掛け工事は多く受注をいただいております。
多くはコンセントやアンテナの端子を移設する工事が多いのですが、今回はタイル張り(エコカラット)の壁と言うこともあり配線モールでの仕上げとなっています。
またこれだけ大きくて薄いテレビですと、壁掛けにしたときはますますスタイリッシュに仕上がりますね。
ちなみにこのBRAVIA(ブラビア)KDL-65HX920は型番でお分かりかもしれませんが、65インチの大画面ですが本体の厚みが64mmしかありません。
横幅が1504mmですから、画面の大きさに対する厚みはものすごく薄いと言っていいでしょう。
 
ちなみにディスプレイ背面の入力端子をお使いの場合は、ケーブルや金具の相性に気をつけましょう。
このテレビは背面垂直に多くの端子が並んでいるため、薄型の金具で設置するとケーブルが挿せなくなる可能性があります。
L字に曲がったものなどのご使用を強く推奨します。
 
もともとVLL10(厚さ17mm)の金具を使おうと思っていたのですが、考慮した結果LL22(厚さ38mm)の金具を使用しています。
当初は厚みが気になるかと思いきや、純正金具の60mmに比べるとかなり薄いですね。更にテレビが大きいので全く金具が気になりません。
以下の写真のように設置いたしました。

世田谷区65インチブラビア壁掛け
 

とてもおしゃれなお部屋にスッキリと取り付けることができました。
今回はテレビの中央から各配線を化粧モールにて仕上げてあります。
モール処理でも意外と綺麗に仕上がります。
モール配線前の状態
 

ちなみにモール配線前はこのように黒や白のケーブルが配線されているのがわかります。
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高性能壁裏センサーPS38ちなみにこちらはタイル張りの壁で、壁裏センサーはHILTIのPS38マルチ探知器を使用しました。
最近増えてきているエコカラットの施工された壁面への壁掛けテレビですが、エコカラットの種類によっては壁掛けをお勧めできない場合もございます。
基本的にはエコカラットを貫通してアンカーなどを打ち込みますが、エコカラットの裏が石膏ボードで中空であると、エコカラットがテレビの重みで割れてしまう恐れがあります。
また表面の凹凸が大きいタイプでは金具がまっすぐに取り付けることができず、仕上がりが綺麗にならない恐れがあります。
エコカラット施工前であれば、テレビの壁掛け位置は施工しないというやり方もあります。
こちらの記事が参考になるかもしれません。
エコカラット施工面にテレビを壁掛けにするために、事前に計算された施工例