こんにちは。松本です。
今日は通常業務とは少し違った視点からの記事となります。

先日弊社に営業に来たSEOマーケティング会社の営業さんと話したときのことです。

SEOと言うのはSearch Engine Optimizationと言って、日本語では検索エンジン最適化とも言われます。
様々な工夫を凝らしてWebページが検索結果の上位に表示されるようにすることですね。
やはり営業性のあるWebページを持っているとこういった仕事をしている会社さんからの営業が頻繁にあります。
もちろん弊社のようにWebページから集客している会社では、まず多くの方の目に留まることが重要であり、SEOに無関心ではいられません。
ただし本来会社として一番大事なことはそこではないと思います。
突き抜けて一番とまでは言いませんが、やはりお客様の満足を得ることが最も大切なことだと思います。

SEOをサービスとして行っている会社のほとんどは、どうやって会社が注目されるかと言うことばかりを重要視します。もちろんそれが仕事ですから間違っていないと思いますが、そこには以下のような論理が同時に展開されます。
検索でどの程度上位に表示されるか(何人が検索結果として目にするか) → そこからどの程度の訪問者が見込めるか → そのうちの何パーセントが問い合わせをするか → 問い合わせのあったうち何パーセントが成約に至るか
最初に表示される数が膨大だったとしても、最終的にはものすごく少ない数となってしまいます。ですから大元の数字を大きくしなくてはいけない。
それも正しいと思います。
この話を営業の方から聞いた時に驚いたのは最後の部分「問い合わせのうち何パーセントが成約に至るか」と言うところです。
「あるところでは2割と高い成約率を・・」
問い合わせのうち2割の成約がとても高いと言うのです。思わず聞き返してしまったのですが、どうやらその人が担当した同業他社さん(同業でなくても)はそのくらいの基準だそうです。
弊社ではお問い合わせをいただくと、その成約率はかなり高いようです。直近1年程度で成約率は9割以上です。

この話をしたときに営業の方も驚いていましたが、金額表をきちんと掲示しているため納得した方からの問い合わせが主なのだろうと言っていました。
その人には言いませんでしたが、お客様から頂く声として「問い合わせた時の対応が良かった」とよく言われますので、実はそこが大きいのではないかとも考えていますがどうなんでしょう。

この業界の一員としていつも気になるのは、同業他社の誇大広告、誤解を招くような広告です。
同じ業界人として例えば他社さんの下請けをやっている方と話をしたり情報交換をすることがあります。
中にはその業者さん自身が言うんです。「自分が行ってる会社の広告は勘違いする」と。
例えばその会社さんは「地デジ工事1万6800円」とうたっているそうですが、実際の平均単価は5万円以上だそうです。
また「調整費」と言う項目があって、それがいくらなのか基準が全くないそうです。感じのいいお客様だったら少なくするけど・・・と言っていました。
ちなみにその調整は無料にしたことも有れば1万円いただいたこともあるようです。
これはその下請け業者の方が特別にグレーなことをしているのではなくて、大元の会社の方針なんだそうです。
安いと思ったから頼んだのに・・と言うケースがアナログ終了間際には多発したと耳にします。時期的に頼んでしまった以上キャンセルするとアナログ終了に間に合わなかったり、中にはキャンセル料金を取る会社さんもあったようです。

もちろん弊社もこれからもっと多くの方に見ていただけるような工夫をしていかなくてはいけないのですが、それ以上にお客様に対して誠実なくてはいけないなと改めて思い直した出来事でした。ちなみに今回そういう気付きをくださった会社さんですが、情報流出も嫌ですし契約はしないと思います。

今後工事代金ももっとわかりやすく表示していくつもりですが、お電話にておおよその金額を提示することも可能です。
また細かい内容であったり、夜間などはお問い合わせフォームからお送りいただくと助かります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。