こんにちは。松本です。

今回は電波障害となるものが目の前にあったという一例を紹介します。
目の前が森
見てわかるとおり、アンテナの目の前に大きな木がたっています。
森と言うほどではなかったのですが、多くの葉が生い茂っている木が至近距離にあります。
電波の受信は充分だったのですが、風が吹くと電波の受信レベルが大きいところで5dB揺れました。
ただし電波が落ちても充分に受信範囲にあったことと、電波の質は良好なままだったので八木式アンテナでの工事を行いました。
今回は既に目の前に大きな木があり、葉が茂っていて、電波の揺れを観測できましたが、落葉樹が電波方向にあるときは注意が必要です。
冬などに設置したアンテナが、まれに夏になると調子が悪いという話を聞きます。それは目の前の落葉樹の葉が茂ったためということがまれにあるのです。
弊社でもそういったご相談を受けたことが過去に何度もあります。
「他の工事会社さんに頼んだんだけど、半年でもう調子が悪くなったので、心配なので違う会社さんに頼もうと思って・・」ということがあります。
確かに季節の変化を見越せなかったという意味では、いい工事とは言えませんが、時々こういう失敗をしてしまう工事やさんもいるようです。
この話が施工した方に伝われば次からは同じミスはしないと思うのですが、運悪く伝わらないといつまでも繰り返してしまうかもしれませんね。