こんにちは。松本です。
今回は東京タワーから距離が50km超の場所でフラットアンテナの設置例を紹介します。

 

上写真のように小高い丘(と言うより小さい山)と木々に囲まれた環境での設置工事でした。
現場近辺にはパラスッタクと言われる高性能型の八木式アンテナなどもちらほら見受けられたのですが、今回はフラットアンテナで受信がしています。
まず既存のアナログアンテナは屋根の上に3.6mマストで設置されていました。
アナログアンテナアナログの場合は様々なノイズを受けてしまうので、調整が大変だったかもしれません。
ただこのアンテナは以前倒れてしまったこともあったらしく、工事にお伺いした時点でも8本ある支線の内1本が切れてしまっていました。そこでできるだけ低くアンテナを立てたいというご要望をいただいたのですが、どうせなら壁掛けにしてしまった方がいいのではないかと言うことで、フラットアンテナでの測定をしてみました。
どこでも簡単に入るという状況ではなかったのですが、写真で言うと家屋の一番右端にあたる部分ですべてのチャンネルの受信が可能であったので、そういった提案をしました。
フラットアンテナ 

既存アンテナを撤去すると左写真のようにすっきりしました。
まるで画像処理をしたぐらいすっきりとしていますね。
これでもう屋根の上に倒れてしまう心配はありません。

取付前の測定では気づかなかったのですが、最終的にブースターを利用して配線が終了すると、東京タワーからの民放5チャンネルとNHK,放送大学の電波以外にテレ玉と千葉テレビも良好受信できていました。
もちろん東京タワーから50km以上離れた場所と言うことで、距離的にはかなり不利な場所ではあるものの、今回のように良好受信ができる場合もあります。
今回は遠方料金が発生してしまうエリアではございましたが、同様にアンテナを屋根につけたくないがフラットアンテナで取り付けることができるのか、お悩みの方は是非一度お気軽に弊社までご相談ください。
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