こんにちは。松本です。 

テレビのアナログ放送終了のニュースがよく聞かれるようになった最近ですが、関東では同時に東京スカイツリーの完成も注目されています。

開業が2012年春というニュースは多く聞かれていると思いますが、実際にスカイツリーから地デジの電波が発信されるのはいつからなのでしょうか?
先日17日に総務省から発表された報道資料にはこうあります。

JUGEMテーマ:★東京スカイツリー★

上記の放送事業者※については、東京スカイツリーからの地上デジタルテレビジョン放送は、東京スカイツリー竣工後(平成23年12月予定)、約1年間の試験
電波期間を経た後(平成25年1月頃)に開始される予定です。なお、東京スカイツリーへの移転後の送信周波数は、現在の東京タワーと同じ周波数が使用され
る予定です。

その後、現在(2013年2月5日)では、スカイツリーへの移行は2013年5月予定と延期されました。ただし、今後もこのスケジュールが延期される可能性がありますのでご注意ください。 参考:東京スカイツリー移行水栓センター|FAQ(※別ウインドウで開きます) なお、東京MXテレビは、既に既存周波数とは別の周波数によって東京スカイツリーから発信されています。

※上記の放送事業者とは文中で
・日本放送協会
・日本テレビ放送網株式会社
・株式会社テレビ朝日
・株式会社TBSテレビ
・株式会社テレビ東京
・株式会社フジテレビジョン
のことを指しています。

試験電波の内容がまだつかめておりませんが、実際にスカイツリーに向けてアンテナを立てて安心して受信できるようになるのはいつのことでしょうか。混信を避けるために試験電波は現在の東京タワーから出ている周波数とは異なるはずですし、全放送局の電波が試験的に流されるのかも分かりません。また、全放送局の電波が送信されていたとしても、その電波に対して最適に設置したアンテナが、将来的に従来の周波数の放送に代わった時でも良好な受信状況を保てるとは限りません。
一般消費者の方の負担を軽減する措置は取られると思いますが、いったいどうなるのでしょうか。弊社でも最新情報を追っていきたいと思います。

現在、早朝の短い時間に試験電波への切替放送をしております。東京タワーから電波を受信していらっしゃる方々は、是非この試験電波でのご視聴をお試しください。 東京スカイツリー移行推進センター

以下東京スカイツリー移行推進センターから抜粋

関東地方の視聴者の皆様へ
 

東京スカイツリーへの送信所移転に向けた受信確認のお願い
重要なお知らせ
日本放送協会・日本テレビ放送網・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビジョン(以下、在京テレビ6社)は、下記の放送時間で6社の7つのチャンネル同時に、東京スカイツリーから一時的な試験放送を実施します。これは、ご家庭で東京スカイツリーからの電波を正常に受信していただけるかどうかを確認していただくための特別な番組です。皆様のご協力をお願いいたします。
 
番組放送予定は…
1 番組名
「東京スカイツリー受信確認テスト」
2 放送予定
放送日 放送時間
2013年 2月 2日(土) 午前 4:58~午前 5:00 午後 5:29~午後 5:30
2013年 2月 9日(土) 午前 4:58~午前 5:00 午後 5:29~午後 5:30
2013年 2月16日(土) 午前 4:58~午前 5:00 午後 5:29~午後 5:30
2013年 2月23日(土) 午前 4:58~午前 5:00 午後 5:29~午後 5:30
 
NHK総合、Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ(チャンネル順)の7つのチャンネル同時の放送です。
 
どんな番組?
在京テレビ6社の地上テレビジョン放送、7つのチャンネルで、番組の中の一定の時間(早朝の2分番組の場合30秒間、夕方の1分番組の場合10秒間)を、東京タワーから東京スカイツリーからの放送に臨時に切替え、その間、東京スカイツリーからの電波(7チャンネル)の受信状況を確認していただきます。 この間、ご家庭でできるだけ多くのチャンネルを切り替えて、ちゃんと受信できるかどうか確認していただきたいのですが、時間が限られるため、ごらんのチャンネルだけの確認になっても構いません。番組予約(EPG)での視聴・録画も可能です。
また、本番組時間帯では、放送大学ほか6社以外のチャンネルの視聴に影響する場合もありますので、普段ご視聴のチャンネルで突然受信できない現象がありましたら、下記、コールセンターまでご連絡ください。
 
<東京スカイツリー受信相談コールセンター>
電話番号:0570-015-150
受付時間:(平日)午前9時~午後8時
     (土) 午前5時~午後9時
     (日祝)午前9時~午後6時
 
 
どうして「受信確認」が必要なのか?
 
在京6社では2013年春、地上テレビジョン放送の送信所を現在の東京タワーから東京スカイツリーに移転する予定です。これにより送信アンテナの設置場所の高さが約600メートルとなるため、ご家庭のテレビの受信環境が改善されるだけでなく、緊急災害時に欠かせないワンセグ放送を安定的に受信できるエリアも大幅に拡大します。 現在関東地方で東京タワーからの放送を受信しているほとんどの世帯では送信所を東京スカイツリーに移転しても従来どおりそのまま良好に受信できますが、ごく一部の世帯では移転にともなって受信状況が悪くなる場合があり、事前に受信対策が必要な場合もあると想定しています。
そこで、在京テレビ6社は共同で、ご家庭のテレビで東京スカイツリーからの電波を的確に受信できるかを確認していただくため、このような番組を放送することにしたものです。万一受信に障害が出るところでは、必要な受信対策を行うなど視聴者の皆様にご迷惑をおかけしないよう万全を期したうえで、東京スカイツリーへの送信所移転を実施することにしています。
 
※ケーブルテレビや通信系テレビを通して在京6社の放送を視聴している場合はケーブルテレビ局等で対策を講じることになっているため、試験放送による確認や対策の必要はありません。
東京タワーからテレビ放送の電波が送信されてから50年あまり。首都圏のビルの林立、超高層化などが進む中で、在京6社ではテレビ放送の受信状態を良好に保つためスカイツリーへの円滑な移行を予定しています。 視聴者の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

現在ビル陰共聴アンテナでアナログ放送をご覧の方で、共聴アンテナが地デジに対応していらっしゃらない方の地デジ移行が遅れがちです。
弊社ではそういった対象の方に、割引サービスを予定しております。
該当されるかどうかわからない方も、お気軽に弊社にお問い合わせください。
※こちらのキャンペーンは既に終了しております。あしからずご了承ください(2013年2月5日)

総務省報道資料 東京スカイツリーへの放送局の無線設備の設置に向けた変更許可について
デジサポ