岩槻アパート地デジBSアンテナお久しぶりとなってしまいました。松本です。
今回は少し前の工事なのですが、埼玉県さいたま市岩槻区でのアパートの地デジアンテナ+BSアンテナ工事の施工例をご紹介したいと思います。
今回はアパートのアンテナ工事でも少し特殊な例でしたので。
何が特殊であったかと言うと、電源工事があったのです。 

こちらのアパートでは今まで特に共用電源と言うものがございませんでした。共用電源がないということは、ブースターを取り付けた際に、そのブースター電源を持ってくる場所がないということでもあります。それは非常に困ってしまいます。

そこで、今回は新規に共用電源を設けることにいたしました。

たかだかアンテナの電源のためだけに電線を引いて電気代を払うのなんてばかばかしい、なんて思われるかもしれませんが、BSアンテナも入れる以上、今回は電源の確保は必須でした。また、東京電力との電気契約ともなると、基本使用料だけで1000円以上するのではないか?というのは一般のご家庭でよくある契約内容ですが、今回はブースター電源用ということで「定額電灯契約」というタイプで電気契約をいたしました。基本使用料金も含め月々のお支払いはエスプレッソ1杯分程度です。
もちろん電源工事と東京電力への申請も必要ですので、このあたりは電気工事店の範疇になりますが、弊社は東京電力の登録電気工事店ですからこの工事も一括してお受けすることができました。
岩槻アパート共聴アンテナ保安器アパートの脇に、電波障害用のケーブルが来ていたのですが、こちらが地デジには対応しないということで今回の工事となりました。今までの「アナログの電波障害」は電波が弱くなること以外に、ゴーストや高周波ノイズなどがありましたが、地デジでは電波障害が起こりにくくなり、全国的に今までの電波障害補償ケーブル(以下、電障ケーブル)を撤去、もしくは有料で継続(地デジや多チャンネル放送を含む)という形に切り替わってきています。色々と事情があることなので簡単には言えませんが、早い段階で専門家には予測できたことですから、もっと具体的に早い段階からユーザーの方への認知徹底は必要だった気はします。
今回は集合住宅ですから、アナログ停波まではアナログも視聴できるように電障ケーブルとの混合工事となりました。
ブースターにて既存の電障ケーブルとの混合を行うため、保安器の近くに電源とブースターの設置用のボックスを設けなくてはいけません。
岩槻地デジアパートアンテナ電源配線新たに共用電源をひきこみます。
電源工事も色々なやり方がありますが、今回はブースター電源用の契約ということで、このような配線になっています。
100V、1回路ですのでシンプルな配線となります。
とはいえ、見栄えが悪くならないことと、安全に配慮する必要があります。配線場所が階段の横を通るので、このような配線に仕上げています。

岩槻アパート電源ボックスへの配線ボックスの中には漏電ブレーカーとコンセントが設置されます。
実は後日、東京電力が契約用に4A(アンペア)のブレーカーを設置しに来ますので、その配線も事前に敷設しておかなくてはいけません。



岩槻アパート共用電源ボックスボックスは大きすぎると邪魔になりますが、設置する機器等が余裕を持って設置できる大きさがないといけません。また、誰の手にも簡単に触れられる位置ではなく、それでいてメンテナンスがしやすい位置である必要があります。またボックス内の余裕はメンテナンス時の作業性にも大きく影響してきます。
最終的にはこのボックス内に、東京電力の契約用4Aブレーカー、漏電ブレーカー、100Vコンセント、ブースターが収まることとなります。
岩槻アパートアンテナ電源ボックスへの配線今回は、地デジアンテナとBSアンテナの設置工事でしたが、配線が一部3Cという細い線を使用されていたので、配線の引き直しの可能性もあったのですが、最終的に電波の測定をし、電波強度、質、ともに問題がなかったので配線の引き直しはいたしませんでした。
その他、分配器が110°CSに対応していないものだったので、これを交換いたしました。
今回使用したアンテナは、地デジ、BS、ともに共聴用ではなく家庭用にも使用されるアンテナです。またブースターも家庭用です。
家庭用とは言っても、もちろん粗悪品と言うことではございません。一般のご家庭で使われている機器が10年以上使えているように、耐久性なども問題ございません。共聴用として作られているものの方が耐久性がある場合もございますが、必ずしもそうとは限りません。必要とされるスペックに応じて、コストパフォーマンスの高いものを選んでご提供できるように努めております。

今回はほぼフラットな屋上でのアンテナ設置であったため、アンテナが風などで回ってしまわないように屋上に屋根馬(※架台)の足を固定してあります。

今回の工事料金は以下のようになりました。

地デジアンテナCタイプ(20素子ローバンドタイプ) 22,000円
BSアンテナ本体 7,800円
BSアンテナ屋根上取り付け(強化型屋根馬) 25,000円
BS/地デジブースター 37,000円
屋外型4分配器交換(BS/CS対応型)5,500円
新規電源引き込み工事 書類作成および東京電力申請手数料 25,000円
電源ボックス、電源分岐工事 10,000円
ブースター、電源用ボックス設置 および
電気配線10m(PF管処理) 35,000円
漏電ブレーカー設置 8,500円
以上 175,800円となりました。
電源工事がなければ、アンテナ工事料金は実質97,300円でした。

共用電源引き込み

Pin It on Pinterest